用語集

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リーチャー(Leecher)|トレント用語解説

用語の解説

リーチャー(Leecher)とは、共有の対象となるファイルを未だ完全な状態では保有していない端末(ピア(Peer))又はそのようなユーザーを指します。(血を吸うヒル(Leech)が語源となっているようです。)

共有の対象となるファイルのピース(Piece)を他のピア(Peer)からダウンロードするとともに、ダウンロード済みのピース(Piece)のアップロードも行っています。

リーチャー(Leecher)がピース(Piece)を100%取得した後もビットトレント(BitTorrent)ネットワークに参加する場合は自動的にシーダー(Seeder)となります。

ファイルの共有が違法なものである場合、リーチャー(Leecher)の行為は民法上の共同不法行為に該当すると考えられています。そのため、ファイルのやりとりを行っている期間中はシーダー(Seeder)と同じ法的責任を負うことになります。

AUTHORこの記事を書いた人

弁護士 渡辺泰央

弁護士。上智大学法学部国際関係法学科、東北大学法科大学院卒業。2010年司法試験合格。2012年弁護士登録。第二東京弁護士会所属(登録番号:45757)。 インターネットの誹謗中傷・著作権関連事件の実績多数。トレントなどのファイル共有ソフトの利用やソフトウェアの不正インストールに関するケースも数多く手掛ける。

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