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ログ保存期間|インターネット用語解説

ログ保存期間とは、通信記録(ログ)が保存されてから消去されるまでの期間をいいます。

発信者情報開示請求の文脈で「ログ保存期間」という場合は、経由プロバイダのログ保存期間を指すことがほとんどです。

経由プロバイダのログには、契約者に割り当てたIPアドレス、割り当てた日時、割り当てた契約者の情報などが記録されています。したがって、ログ保存期間が経過して記録が消去されてしまうと、IPアドレスや通信日時が判明していたとしても、発信者の特定ができなくなってしまうことが一般的です。

ログ保存期間については、以下の記事でも解説しています。

プロバイダのログとは?保存期間が発信者情報開示請求に与える影響

 

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弁護士 渡辺泰央
弁護士 渡辺泰央
弁護士。上智大学法学部国際関係法学科、東北大学法科大学院卒業。2010年司法試験合格。2012年弁護士登録。第二東京弁護士会所属(登録番号:45757)。 インターネットの誹謗中傷・著作権関連事件の実績多数。トレントなどのファイル共有ソフトの利用やソフトウェアの不正インストールに関するケースも数多く手掛ける。