【発信者情報開示請求】開示が認められるかどうかのポイントは?

発信者情報開示請求の訴訟で開示が認められるかどうかのポイントは、次の3点に集約される。

 

①投稿の内容


②裁判官の個性


③弁護士の質

 


結論に影響する最も大きな要素が、投稿の内容である。

明らかに嘘の内容での誹謗中傷などは、①裁判官の個性や②弁護士の質にかかわらず開示が認められる可能性は高くなる。
投稿の内容によっては、訴訟が起きる前に結論がほぼ決まっているということも少なくない。

 


次に重要なのは、裁判官の個性。

裁判官による判断のプロセスは、法律の条文へのあてはめだけではない。
「そもそも開示を認めるべき案件かどうか」という価値判断も担当の裁判官によってなされている。
裁判官も人間である以上、価値判断にブレはある。
そのため、担当の裁判官の個性によって結論が変わる可能性も大いにある。

 


最後に、依頼した弁護士の質である。

上の2つに比べれば結論に与える影響は少ないものの、極めて重要であることに変わりはない。
弁護士は、問題となっている投稿について、どういう意味で権利を侵害しているか、或いはしていないかを構成し、裁判官を説得する。
この説得は、上にあげた担当裁判官の価値判断に影響を与え、結果として裁判の結論を左右することがある。

 


以上が開示が認められるかどうかのポイントだ。
発信者情報開示請求に関して見通しを立てる際は、これら3つを中心に検討することが有用であろう。

 


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