【10代のためのネット法律相談】SNSに悪ふざけの写真を載せて炎上してしまった

今回の質問


Twitterに、友達と悪ふざけをしたときの写真をせてしまいました。

友達しか見てないと思っていたのですが、だんだん知らない人も見に来るようになって、私のことを悪くいうコメントも付くようになりました。

Twitterには自分の名前は出していませんが、これからどうなるか不安です。

写真を消せば大丈夫でしょうか?

 

回答


いまのあなたは、「ネット炎上えんじょう」と呼ばれる状態にあります。

「ネット炎上えんじょう」が起こったときにどうすれば一番いいのか、というのはとてもむずかしい問題です。

ただ、間違いなく言えることは、あせったり、おこったりしてはいけないということです。

言いわけを書きこんだり、あなたのことを悪くいうコメントに反応するのも絶対にやめましょう。

こういうことをすれば、もっと悪いことになります。

 

まずは、何も言わずに写真を消してみましょう。

あなたが写真を消したとしても、誰かがその写真をコピーして、いろいろなところにせているかもしれません。

それでも、自分がせた写真だけは消してください。

また、Twitterのアカウントは「非公開ひこうかい」にしましょう。(アカウントを「削除」することはおすすめしません。トラブル解決のためにあとで必要になる可能性があるからです。)

 

そのあとは、2~3日様子を見てみましょう。

様子を見ている間も、何も書きこんではいけません。

 

2~3日様子を見て、自分のことを悪くいう人が少なくなってきたら、「ネット炎上えんじょう」はおさまります。

でも、アカウントをまた「公開こうかい」にしたり、新しく書きこみをすることは止めてください。

こうして「ネット炎上えんじょう」がおさまったら、しばらくはTwitterなどのSNSを使うことはやめましょう。

そして、インターネットのちゃんとした使い方やこわさについて、あらためて勉強してみてください。

 

ちなみに、2~3日様子を見ても、どんどん悪い方に行くことがあります。

あなたの住んでいる場所を突き止められて、いやがらせをされたり、あなたの学校に苦情くじょうの電話がかかってくることもあります。

ここまで行ってしまったら、あなた一人の力で何とかできることではありません。

信頼できる大人に相談しましょう。

また、いやがらせが続くようであれば、その大人の人と一緒に、警察けいさつや弁護士に相談しましょう。

渡辺 泰央

渡辺 泰央

上智大学法学部国際関係法学科、東北大学法科大学院卒業。2010年司法試験合格。2012年弁護士登録(第二東京弁護士会)。 ウェブサービス、スマートフォンアプリをはじめとするIT関連、デジタルコンテンツ関連案件の訴訟、紛争や意見書作成、契約書作成、著作権侵害性リサーチなどを得意とする。