【10代のためのネット法律相談】親のカードを使ってゲーム課金(かきん)をたくさんしてしまった

今回の質問


スマホでゲームをしていたら、どうしても有料ゆうりょう(お金がかかること)のアイテムが欲しくなりました。

ダメもとでアイテムゲットのボタンを押してみたら、なぜか買うことができました。

ラッキー! と思って、他の有料アイテムもたくさんゲットしました。

ところが、よく調べてみると、お父さんのカードを使っていたみたいです。

何万円も使ってしまったみたいで、とても自分のおこづかいでは払えません。

バレずになんとかする方法はありませんか?

 

回答


残念ですが、お父さんにバレずになんとかする方法はありません。

 

お父さんには、毎月、カードの会社から「いつ、何に、いくら使ったか」の連絡があります。

そのため、いつかはカードを使ったことがバレます。

 

また、10代のあなたが、ゲームの会社に「間違えました、キャンセルしてください」と言っても、おそらくキャンセルしてくれないと思います。

ゲームの会社は、本当にあなたが勝手にカードを使ったのか、それともお父さんに「使っていいよ」と言われていたのかわかりません。

そのため、ゲームの会社は、お父さんにそのことを確認しないといけないからです。

 

あなたは、なるべく早く、お父さんにカードを使ってしまったことを言うべきです。

多分お父さんにはしかられると思いますが、自分から正直に言った方が、後からバレるよりもマシです。

また、早めに言った方が、お金が戻ってくる可能性が高いです。

お父さんに、勝手にカードを使ったことをあやまって、やってしまったことをかくさず伝えましょう。

 

今回あなたが使ってしまったお金について、ゲームの会社に返してほしいと言うか、それともあきらめるかは、お父さんが決めると思います。

お父さんが、お金を返してもらおうと思っているときは、「国民消費生活こくみんしょうひせいかつセンター」に相談することを教えてあげてください。

ここに相談したからといって、絶対にお金が返ってくるわけではありませんが、何をするべきかは教えてくれるはずです。

 

そして、あなたは、お父さんに協力してあげてください。

ゲームの会社からお金を返してもらうためには、「どのゲームで、いつ、何を、どのくらい買ったのか」など情報じょうほうが必要です。

思い出せるうちにメモをしておきましょう。

そして、お父さんや国民消費生活こくみんしょうひせいかつセンターの人に聞かれたことには、正直に答えてください。

渡辺 泰央

渡辺 泰央

上智大学法学部国際関係法学科、東北大学法科大学院卒業。2010年司法試験合格。2012年弁護士登録(第二東京弁護士会)。 ウェブサービス、スマートフォンアプリをはじめとするIT関連、デジタルコンテンツ関連案件の訴訟、紛争や意見書作成、契約書作成、著作権侵害性リサーチなどを得意とする。